たろのぶ                北九州市出身。福岡市在住。福岡麺の閉鎖的な部分を感じ2002年から食べ歩き開始。すべては福岡ラーメンレベルアップのために!
by taronobu-hime
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あ味@広島
b0179004_054590.jpg


1軒目から強烈なラーメンを頂いた
我々男2人は、ため息交じりのまま
麺ワゴンに再びあいのり、
そして、続いての目的地「あ味」へ。

元来、広島では豚骨醤油がスタンダード。
当然老舗からの訪麺が必須なのだろうが
なんせ時間に制限のある遠征、
ご容赦願いたい。

さて、話は戻り、ここ「あ味」は、
無化調の豚骨醤油ラーメンを
提供する店。
小奇麗な店内はカウンターのみ。
イマドキなコンサルさはなく、
色っぽさはない。


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なんだろう、福岡と同じ豚骨なのだが、
なんとなく出しているオーラが違うのが
伝わるだろうか。
これは上手く表現できないが、
明らかに福岡のラーメンと表情が異なる。
その印象は食べても同様であった。

粘度の高いスープは、
臭みを感じることが無く、骨っぽさも皆無。
しかし十分な厚みを感じる。
さらに元ダレに仕込まれているであろう昆布の甘みが
上手く引き立っている。
無化調にありがちな物足りなさはなく、
全体的な印象はシャープで、
実に美味くまとまった1杯。
やはり九州と違う”醤油”のせいではないだろうか。



b0179004_062897.jpg


ツルっと艶のある麺。
これもまた面白い食感。
口に入れた瞬間は
ややザラつきを感じ、
スープを引き上げてくる印象だが、
意外にものどごしはツルっとしている。
この麺、食べ進んでも伸びにくいようで
後半も印象が変わらない。

隣にいる三味線はというと
これまたフゴフゴと鼻炎の鼻を鳴らしながら
寡黙に麺を啜っている。
そして、

「まかう~」

そうやら彼自身の造語で、
旨いということを”まかう~”と
言っているらしい。
タレントでも目指しているのか?

2軒目も、いい印象を残した広島遠征、
その気持ちの高ぶりは上昇を続けている。
3たび我々は麺ワゴンに乗り込んだ。

広島市西区楠木町3-8-4 火曜定休
ラーメン 580円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★★★☆

2007年度
ラーメン 142杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-31 00:04 | 広島県
味喜@広島
最近ふと思った。
関東や関西で多少は麺を啜ったことはあるが、
私は、九州外のラーメンをほとんど知らない。。。
あれやこれやブログでは書いてはいるが、
結局はカゴの鳥状態ではないのか?

いかん!これはいかんよ!

思い立ったが動き時、独断と偏見で勝手に行う
「九州ラーメン総選挙検証」も、
まだ終わっていないというのに
九州脱出麺ツアーを敢行することに。

今回は手始めということもあり、
山口&広島を巡ることにした。
まずは今回の遠征でのキーポイントを考えてみた。

①リストを作成し、訪麺順など綿密に計画。
②許された時間は1日半。
③できるだけ同じ系統の味の連食はさける。
④同行者の選択

④は最も大事なのだが、
今回はかなり体力も必要とされる訪麺、
そこで、大柄でラガーマンのスポーツ刈男
寡黙なダンディ三味線野郎に決定!

結果から言うと、合計で10店舗の訪麺に成功。
内容は、そのバラエティの豊富さに、まだまだ自分の知識が
アサハカだったと痛感した遠征となった。

そして土曜日の午前中、
所用をサクサクこなし、
午後3時過ぎ、三味線と合流後、
颯爽と2人は”麺ワゴン”にあいのりし
福岡の地を旅立った。


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高速道路を一路本州へ。
助手席では、三味線が軍足の指の間を
ボリボリとかきむしっている。
その姿はどことなくゴリラを連想させる。
そんなことを考えつつ走り続けること3時間、
広島県に突入。

まず向かったのが「味喜」。
広島では有名な”さんまだしラーメン”を提供している
「ふじ★もと」の味を堪能できる、のれんわけ店である。
ではなぜ「ふじ★もと」から行かないのかというと
ただ単に「ふじ★もと」が昼間のみの営業だから。
こちら「味喜」は金曜と土曜のみ
夕方も営業しているのだ。


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もう、ご存知の方も多いだろうが、
こちらは”さんま”をはじめ、”まぐろ”、”あさり”
”ほたて”、”えび”の5種類の出汁が選べる。
王道は”さんま”なのだろうが、
それは本家までお預けすることにして
”えび醤油”を注文。
同行した三味線は、鼻炎の鼻をグスグスと
いわせながら、
「まぐろ塩」とコール。

待つ間、カウンターに目を移すと
小鉢に粕漬けのような物体を発見。
興味津々の三味線が、早速一なめしてみると・・・

「味がなか」

当然である。背油だから。

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そんな間抜けでオチャッピーな三味線の
仕草を、最近は愛おしく感じてきた。

さて、そうこうしているうちに”えび醤油”が登場。
見た目、普通の豚骨のように見えるスープ。
てんこ盛りのもやし、うずらの味玉。
しかし、その普通っぽいビジュアルとは裏腹に
味わいはというと・・・



海老だぁ~っ!


何というか、以前ココやココなどで食べたものとは
一線を画す大変な海老っぷり。

かなりこおばしく、
海老の身というよりも殻のコクが引き立ったもの。
下品になる一歩手前、ギリギリの線で
旨味を十分に引き出したという印象だ。

はっきり言って

美味い!

麺は中太でほんのり縮れたもの。
若干ポクポクした感じが、このスープに見事ハマッている。


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”まぐろ”を注文した三味線も
よほど美味かったのか
寡黙さに拍車をかけフゴフゴと
一心に貪っている。

味見させてもらうと、
こちらも見事なパンチ系。
マグロだという印象は少々薄いが
魚介パンチという意味ではかなりの完成度。

1軒目から驚くレベルの1杯に直麺し、
驚きを隠せない。
はたしてこの後、どんなラーメンが
我々むさくるしい男どもを迎え入れてくれるのか?
広島って、ひょっとしたら・・・

広島市佐伯区隅の浜2-10-5
えび醤油 750円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★★☆☆

2007年度
ラーメン 141杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-30 00:09 | 広島県
行徳屋@平尾
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平尾にオープンした「行徳屋」。

ここは昼間は各種定食類を提供する
「くうねる」という店なのだが、
夕方以降は麺屋に変わるという
関東では時折見受けられるが、
福岡では珍しい形態。

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店内は、レトロモダンえお基調とした造り。
ゴチャゴチャと物が溢れているのが
少々気にはなるところ。
入り口で靴を脱いで上がるというのも
麺屋としては珍しいのではなかろうか。

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さらにズラっと並んだ自家製の果実酒など
明らかに居酒屋チックな雰囲気だが、
メニューは非常に清い構成。
塩、醤油をベースに”もつ”や”にんにく”、
”梅”を使ったものなど創作系が並ぶ。

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まずは醤油から。
まず第一印象は豪華。
トッピングにはチャーシュー、白髪葱、
大ぶりのキクラゲ、もやし、ホウレン草、
海苔、黒ゴマ等。
そこに背油がどっちゃりと入っている。
その味わいはというと、
かなり甘めの印象。
鶏や豚骨の風味も感じるが、
かなり昆布やアゴの風味が効いている。
かなり好印象ではあるが、
えてしてそれは”うどん”を連想してしまう。
さらに、麺は断面が楕円形の細麺。
これは面白い食感を醸し出している。
背油もさほどクドさは感じず、
”うどん”と相違をつけるためには必要な
存在となっているのだろう。
全体的にバランスのとれた1杯。
しかし、どうも”うどん”っぽさは否めない。。。

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続いては塩。
これは醤油よりも好み。
トッピングは醤油と大差はないが、
黒ゴマが白ゴマに変わる。
スープは岩塩の味わいが生きた塩ダレが主張し、
より素材の旨味を感じることが出来る。
麺も醤油とは異なる縮れ太麺。
たしかに先ほどの麺だと、
相性が悪そうなので、いい選択と言える。

店主に話を聞いたところ、
7年ほど前にラーメン屋で修行し、
その後は、イタリアンなど様々な料理店で
勉強したということ。
そのテイストが生きていると言われれば
?だが、こだわり&作りこみに対する
意気込みが感じられる。
今後、その経緯を生かした
突飛なメニューにも挑戦してもらいたい、
そう感じる店であった。

そういえば、近くに以前あった「水樹」も
フレンチ職人が作るラーメン屋だった。
現在は別のラーメン屋となっているが、
何気に平尾近辺って麺屋が多いなぁ。
今後、目が離せない地区となるか?

福岡市中央区平尾2-19-4 (夜のみ)
醤油ラーメン 570円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★★★★☆
塩ラーメン 570円
濃厚 ★★☆☆☆
繊細 ★★★★★

2007年度
ラーメン 139、140杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-27 11:55 | 福岡市中央区
らーめん一@平尾
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先日、平尾にオープンした「一」。
その詳細は不明だが、店舗前に飾られた
花には、居酒屋から贈られたもの。
この時点で、以前営業していた「桃太郎」とは
全く関係ない店舗だということが伺える。
しかし、店内の内装は以前と比べほとんど変わらず。
というか全く手を入れていないと言った方が適切。
20代らしき男性2人と、女性、女将さんらしき方、
計4名で切り盛りしている。
この日は、オープン2日目で、ラーメンは半額の200円。
様々なブログでも告知されていたのだが、
意外にも先客は4~5名ほど。
メニューには、ラーメンに加え、もつ鍋や一品物も充実。
やはり居酒屋系列なのだろうか。

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出てきたラーメンは、至ってシンプルなもの。
元ダレがガッツリ効いていそうなスープに
多めの油。
しかしその味わいはと言うと、
なんと言うか、第一印象は”物足りない”。
出汁が出きっていない感じで、
思っていたほど元ダレも効いていない。
しかし、塩気は強く、非常にバランスが悪い印象。

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麺は極細。
揚げ加減はやや堅めで悪くないのだが
カンスイ臭さが非常に鼻をつく。

あとどうしても気になったのが、
店内の匂い。もちろん豚骨臭ではない。
こればかりは飲食店において致命的だと思う。
この匂いがある限り、二度と暖簾をくぐることは
ないだろう。
まだまだオープン仕立てで
落ち着いていないのもあるだろうが。。。
それだけでは済まされないものがある。
申し訳ないが正直希望が持てない。

桃太郎~~~ッ!!

福岡市中央区平尾2-3-27
ラーメン 400円
濃厚 ★☆☆☆☆
繊細 ★☆☆☆☆

2007年度
ラーメン 138杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-26 11:57 | 福岡市中央区
八ッちゃんラーメン野間@野間
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いつもお世話になってます「八ッちゃん」。
ここでおでんや一口餃子で焼酎を啜るのが
我が定番。
今宵もスジ、卵、大根、厚揚げ等を
突きながら、焼酎をクピクピ啜る。

程よく酔ったところでラーメン。
相変わらず醤油ダレがギンギンに効いた
オイリーな1杯。
しかし、ここのラーメンはよく見ると
スープが澄んでいる。
かと言って豚骨薄ではなく、
しっかり豚骨臭も感じる。

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自家製麺も超極細でアルデンテ。
コリコリとした食感を楽しみつつ
一気に完食。
今日は、やや化調がきつめではあったが、
十分にいつもの味わいだ。
このゴールデンコースは、
いくつものラーメンを食べ歩いても
止められないのである。

福岡市南区野間3-23-13
ラーメン 550円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 137杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-25 11:24 | 福岡市南区
新風@高宮
先日、我が麺友の”じーの”さんが
転勤のため東京に飛び立った。
彼との出会いは去年の7月、ココ「新風」だった。
全くの偶然だったが、お互い麺好きとあって
すぐさま意気投合。
その後は、麺ワゴンにあいのりし、
西へ東へ南へ様々な土地を
彼と一緒に食べ歩いた。
私にとって彼は、ブログを始めてから出来た
初の友人で、
食べ歩きの楽しさを教えてくれた人でもある。
正直それまで、人との付き合いが苦手で
オフ会などするわけがないと思っていたのだが、
彼と出会ったことが、私にとってもブログにとっても
転機となり、彼を通じて様々な人との出会いもあり、
より多くのラーメンとも出会ってきた。

出会ってまだ1年。

しかし、本当に濃い付き合いをさせていただいた。
人間年を重ねるごとに新たな経験や出会いが
少なくなってくる。
そんな中、彼に出会ったことは、
私の人生にとって非常に貴重で、
かつ大切にしたい出来事。

これからは遠く離れてしまうし、
寂しい気持ちでいっぱいだが、
お互いが、また次のステップに進み、
成長した姿で再会できることを望みたい。

じーのさん、本当にありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願いします。

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そして、彼と何度となく訪れた「新風」。
また一緒に訪麺できる日を
楽しみにしております。

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※私は以前同様訪麺しますが・・・(笑)


”なまか”を大切にしていきたい。
そう思う今日この頃だった。

福岡市南区高宮1-4-13 火曜定休
新風麺(マー油抜き) 550円
濃厚 ★★★★★
繊細 ★★★★★

2007年度
ラーメン 136杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

閲覧していただいている方へ。
今回は、私事で大変失礼いたしました。

by taronobu-hime | 2007-07-24 11:25 | 福岡市南区
福博軒@今泉
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先日今泉の一等地にオープンした「福博軒」。
居酒屋の「益正」が手がける”汁なし麺”の専門店。
国体道路から入ってすぐ、そのオサレな外観は
かなり目立つ存在。
祝日の午後2時前に到着したのだが、
準備中の看板が出ている。

え?

祝日ですよ?

まだ2時前ですよ?

と突っ込みたくなる気持ちが収まらず、
店員に聞いてみた。

私「もう終わりですか?」

店員「大丈夫ですよ!」

天神周辺の高金額駐車場に車を止めていたことに加え
この近辺で他に宿題店がなかったので
内心ヒヤヒヤだったが、
なんとか麺にありつくことが出来た。

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注文は食券機制。
基本となるメニューは、
”汁なし坦々麺”と”油そば”。
立地的なものが大きいのか
両者とも値段は高めの設定だ。
なんとなく坦々麺は予想ができたため、
シンプルかつ奥深い”油そば”を選択。

冷と温が選べるのだが、
店員に聞くと
「温の方が、甘みが加わるのでオススメです」とのこと。

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やや太めの縮れ麺に
メンマ、白髪葱、海苔。
確かに”素油そば”というだけあって
非常にシンプルなもの。

最初からある程度タレが敢えてあるのだが、
念には念をということで
グリングリンと混ぜ合わせ、
ズバンズバンと啜る。

強烈に甘い醤油と油、
そしてそれに負けないくらい強烈なニンニク。
油そばといえばジャンキーな印象だが、
ある意味、たしかにその印象を見事に
裏切らない味わい。

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麺の印象は正直残っていない。
あまりにも、その味わいが一辺倒で
甘油醤油ニンニク味が支配しているためだ。

普通に食べる分には、全く問題は無いが、
作りこみや、ボリュームなど、
オリジナリティを求めるには
少々物足りなさを感じる。
酒や肴メニューも多く、店内の雰囲気からも
飲みながらという設定が無難かもしれない。

そういう意味では、さすが益正といったところ。

福岡市中央区今泉2-4-41
素油そば 550円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 135杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-23 11:58 | 福岡市中央区
元祖山小屋 香春創業店@田川
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プチ北部福岡麺ツアーのラストは田川。
以前、山小屋の本店だった場所にある
「元祖山小屋 香春創業店」。
最近、母体であるワイエスフードの
社長(創業者)緒方氏が、2代目(息子)に
その地位を譲った。
先代は昭和44年、勤めていたトラック運転手をやめ、
独学でラーメン屋をオープン。
しかし、当然上手くはいかず、
お客に旨い店などを聞きながら
食べ歩き&試行錯誤を続け、
ようやく自分の求めていた味を完成させた。
そこからは皆さんもご存知のように
フランチャイズ展開をはじめ、
現在は日本はおろか、海外にまで出店している。

この山小屋が創業した場所が、ここ田川は香春。
以前は、本店が存在したが、現在本店は移転、
しかし、よほどこの土地に思い入れがあるのだろう。
元祖山小屋として再びオープンさせた。

”コンセプトは創業当時の味を再現”

まぁ、もちろんダメな頃ではなく、
求めていた味が完成した当時を指すのだろうが、
ということは、
今現在の味はイマイチいということなのだろうか?

b0179004_3161297.jpg


メニュー構成は至ってシンプル。
ラーメンにチャーシューラーメン、
昭和ラーメンと餃子にご飯もののみ。
ここで突っ込みたくなるのが
昭和ラーメンの存在。
当時の味を再現しているラーメンに対し
さらに昔の味を提供?
もうごちゃごちゃだが、
単にトッピングが増えただけのもので
まぁネーミングの妙なのだ。

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確かに全盛期時代の本店の味を
意識しているのは判る。
豚骨だけにあらず鶏がらをも
ふんだんに使ったスープは
まろやかかつ濃厚。
タレのこおばしさもプラスされ
実に完成度の高い1杯となっている。


が!

以前の記事と見比べてみると
明らかに違う点が。
そう”コショウ”。
おもいっきり振りかけられており
途中から完全に口の中をコショウが支配する。
以前は全くかかっていなかったので、
さじ加減ではなく故意的だ。
確かに若干のものであれば
バランスも取れるかもしれないが、
これは完全にやりすぎ。
それとも創業当時はマストだったのだろうか。。。
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まぁ、コショウの有無などは、
店側が入れるか入れないかだけの話、
客が要らなければ事前に言えばいいだけだが。
これが100%のデフォではないことを祈る。

さておき、麺も以前とは異なり、
やや縮れたものになっていた。
かなりツルツルしており
違和感を感じるも、なかなか面白い麺だ。

ここ香春創業店は、他の支店と違い
独自でスープを作っている模様。
たしかに現本店や他の支店と比べると
完全にとはいかないが、
全盛期のころに近づいている。
それだけ思い入れが強い店舗&味ならば
仕上げまで繊細にお願いしたいところ。

田川郡香春町大字香春字三角1021-3
ラーメン 550円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 134杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-19 03:14 | 田川市(郡)
豚福@小倉
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宝龍を後に、やってきたのは
北九州のラーメン激戦区”三郎丸”周辺。
ここには「ぎょらん亭」や「珍竜軒本店」、
「清陽軒」など強豪ひしめく地域。
ここで長年営業しているのが「豚福」だ。
蒸留水と厳選素材を使用したそのラーメンとは
果たしてどんな1杯なのか?
満を持しての訪麺だ。

店内はカウンターとテーブルが数席。
入り口の印象とは随分異なる。
駐車場もなく、アイドルタイムだったにも
関わらず先客は4名。
その人気が伺える。
メニューはラーメンに加え、大盛、ピリ辛高菜。
値段も550円と北九州としては
高価な設定。

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麺揚げやスープを注ぐタイミングなど
非常に丁寧に作業する店主。
チャーシューに至っては盛り付ける直前に
切り分けるという念の入れよう。

そして出てきたラーメンは、
昔ながらの老舗ラーメンとは相反し、
非常にイマドキ系のビジュアル。
かなり見た目だけでそそられるのは確か。
そのスープは、これまた作りこみを感じさせるもの。
やや甘めで醤油のこおばしさが
最初に鼻をぬけ、その後ズンズンと豚骨出汁が
沸いて出てくる。
それでかではなく、なんとも説明がしにくい風味が
後口に広がる。
おそらく元ダレに仕込まれているのだと思うが、
単に魚介節と言うには安直過ぎで、
実に奥が深い味わい。

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丁寧に湯切りされた麺は太めのもの。
しっかりコシを残し、
ツルツルではなく若干ザラつきを感じる。
これがスープを引っ張り上げる。

スープがまとわりついてくる

と言った方が適切かもしれない。
チャーシューも味付けは濃すぎず薄すぎず、
程よい噛みごたえで存在を主張している。
もやしもただのトッピングではなく
シャキっとしたアクセントと箸休めの存在として
十二分に威力を発揮している。
まさにどこを突いても隙無し!

所謂老舗で、これだけ作りこんだ
ラーメンを提供していることに驚くが
きばった感じも見受けられない。
こうした店が存在するから
食べ歩きは止められないのである。

北九州市小倉北区熊本4-2-36 不定休
ラーメン 550円 
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★★★★☆

2007年度
ラーメン 133杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-18 14:22 | 北九州市小倉北区
宝龍@小倉
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続いてやってきたのが、
萬福から約10mのところにある「宝龍」。
久留米ラーメンをうたうこの店、
店内に入る前から周囲に漂う強烈な豚骨臭に
期待も高まる。
店内は、開店してから15年ほどなのだが
それ以上の年季を帯びているように感じる。
この匂いと、この年季、
おのずとガッツリ呼び戻し豚骨かと思いきや。。。

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意外にもライトなテイスト。
もちろん、通常の豚骨と比べれば
骨っぽさは感じるものの、
久留米ラーメンと言われれば
インパクトは薄い。
しかし旨味は強く、物足りなさはない。
おそらく多めの油によるものだと推測されるが
嫌味な油加減ではない。

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麺は中太タイプ。
正直印象に残っていないというのが感想だ。

久留米ラーメンとして頂くには
少々物足りなさは感じるものの
普通に食べて普通に旨い1杯。
食後の口内に残る印からして
おそらくブレも少ないのではないだろうか。

北九州市小倉北区真鶴1-7-13
ラーメン 500円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 132杯
ちゃんぽん 3杯
うどん 14杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-07-17 14:23 | 北九州市小倉北区