ばにきゃん

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豚とろ@鹿児島

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鹿児島遠征2軒目は、
有名人気店「豚とろ」。
現在は数店舗あるみたいだが
天文館のこちらが本店。
おそらく夜の繁華街、
シーンと静まり返った地で
この場所だけは異なり、
行列ができている。
ここでオゴポコ氏は訪麺済み
ということもあり、
関係店である「小金太」へ。
私と小金ちゃん2人での訪麺だ。
いまだ桜島の写真に
見とれている小金ちゃんは、
行列を見ても上の空で、
順番を抜かし店内に入ろうとしている。
慌てて止める私に対し、

「食べんとですか?」

と間抜けた質問を浴びせてくる。
目の前にはちみつの壷が見えているのか
はたまた三味線がいないショックからか
完全に我を見失っている模様。

若干落ち着いたところで
行列に参入。
この分だと1時間コースかなと
考えるも、意外に回転は速く、
ものの15分ほどで
いよいよ入店というところまできた。
すると店員が現れ、
メニューを手渡され、注文を受ける。
なるほど、こうして舞っている間に
注文を聞き、時間を短縮しているのか。

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確かに入店後の提供時間は
恐ろしく早く、約2~3分。
出てきたラーメンは鹿児島チックではなく
どちらかといえば熊本に近い印象。
ただし、揚げニンニクではなく
揚げ玉ねぎなのがいかにもである。
そのスープを啜れば、
まず感じるのが、その揚げ玉ねぎの甘さ。
その後から動物系の淡い風味が広がる。
見た目ほどクドくなく、
スルっと胃に収まる感じだったが、
食べ進めど感嘆するほどの旨味は感じず、
後半急激に延びてくる油分が
ドスンと重くのしかかる。


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店名にもなっている
自慢のチャーシューは、
たしかにトロトロで一瞬で
口の中で消えてしまうほど
よく調理されているが、
いかんせん味が濃い。
醤油の辛さが際立ち、
スープの味わいも完全に消えてしまう。
ひょっとしたら、グシャグシャにくずして
スープ、麺、チャーシューを
一気に啜るものなのかもしれない。
そのくらいアンバランスに味濃かったのだ。
行列とは裏腹になんとなく
肩透かしをくらってしまった。
さらに店を後にし、車を運転し始めると
恐ろしいくらい課長痺れがやってきた。
こんなに感じることは滅多に無いのだが・・・。
すると小金ちゃんは、

「舌のピリピリがヨカ」

と、頬を赤らめて呟いた。
そう言えば、ここ数年で
驚くほど体重が増えた小金ちゃん。
体内に蓄積されたグルタミン酸が
脂肪分までをも吸収し、
彼の体に異変をもたらしているのでは
ないだろうか?
家庭を持つこの男の体は、
もう1人だけのものではない。
一抹の不安を残すコメントに
私と再び合流したオゴポコ氏は、
何も返せずに次の店へと向かうことにした。

鹿児島市山之口町9-41 日曜定休
ラーメン 550円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★☆☆☆☆

2007年度
ラーメン 172杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 20杯
その他 3杯

by taronobu-hime | 2007-09-27 23:20 | 鹿児島県 | Trackback

のぼる屋@鹿児島

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久々の麺遠征、麺ワゴンで行く”食いのり”。
今回は、オゴポコ氏&
小金ちゃんと共に鹿児島へ。
鹿児島は九州で唯一「久留米ラーメン」の
影響を受けていないということで
有名だが、では、一体どんなラーメンを
基準としているのか?
歴史と進化を知るべくの遠征だ。

ラヲタでもブロガーでもない
小金ちゃん。
プーさんに良く似た、
その愛らしい顔なのだが、
福岡南部の遠征時に
急激に仲がよくなった三味線野郎が
今回不参加ということで
少々落胆気味で、ふっくらしたその頬が
一段とむくれ上がっている・・・。
そして車中、ぷっくりしたお腹を
スリスリしながら眠っている。
福岡からおよそ3時間半、
鹿児島市市内へと到着。
まずは、歴史の発端を調査すべく
「のぼる屋」への訪麺。
ここは1947年創業の鹿児島ラーメンの老舗。
その歴史が刻まれた外観にも驚く。
創業者の道岡ツナさんは、
横浜で中国人からその味を教わり、
鹿児島で営業を始めたとのこと。
何でも、演歌歌手の森進一氏が
ここで働いていたことがあるという話しもあるが
その情報は定かではない。
意を決しての入店だが、
まさか鹿児島一の老舗店で、
数々の”驚愕”を体験するとは、
このとき3人とも思っていなかった。

店内に入ると、まず驚くのが、
店員の全員が年配の女性であること。
全員で5人ほどが厨房内にいるのだが、
おそらく、そのほとんどが60~70代の女性。
ひょっとしたら、開店時から
従業員も変わっていないのでは
ないだろうか?
続いて驚いたのがメニュー。
ちっさく張り出されたそのメニューには・・・

”ラーメン 1000円”

と書かれている。
確かに鹿児島のラーメンは
高価格設定だと聞いたことがあるが、
まさか超老舗のお店で
この価格というのは、かなりの驚きだ。


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鹿児島では、
揚げたを先に丼に入れ、
後からスープを注ぐという
独特の手法が見られるが、
ここは違うようだ。
1人の女性が丼にスープを注ぎ、
別の女性が麺揚げをする。
それぞれ年配女性が分担して
1杯のラーメンを仕上げる姿は
ある意味合理的なのかもしれない。

しかし、ここで新たな”驚愕”が!

麺揚げしている女性を見ていると
平ザルですくった麺を
全く湯切りもせず
丼へと投入しているではないか。
これにはさすがに
オゴポコ氏と顔を見合わせてしまった。
かつて、こうした麺揚げは見たことがない。
というより、水っぽくて食べられたもんでは
ないのでは?と不安はMAX。

その不安の中、仕上げ作業は続き、
最も年配らしき女性が、
トッピングのもやしをのせ完了。
大きな丼にポッテリと盛られた1杯。
飾り気も無く、まさに歴史を感じるもの。
その味わい叱り、
豚とも鶏とも野菜とも言えぬ
独特な風味。
ややタレが強め。
おそらく荒い湯切りを見越しての
味付けなのか?
恐れていた水っぽさは意外にも皆無。

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太めの麺も、
この味わいに一役買っているようで、
小麦感はあまり感じないが、
少々ザラついた表面が
ほどよくスープをまとわりつかせている。
カタ麺ではないが、ブヨブヨでもない。
突出する旨さはないが、
きっと長年愛されてきたという片鱗は感じる。

ただ、果たして1000円か?
と問われるとかなり疑問。
などと考えつつ、勘定をすませると、
女将さんらしき女性が、
別の女性従業員に目配せで合図した。

ここで、最後の”驚愕”サプライズ。






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人数分の”みかん”、”ボンタン飴”、
そして”桜島の生写真”が
我々に手渡された。

おそらく我々が観光客だと
思ってのサービスなのだろう。
何だかとても心温まる想いがしたのは
言うまでもない。

もちろん、
「観光ではなく食べ歩きです」
などと野暮な事は言わないことにしておく。

小金ちゃんはその桜島の写真を
細い目が無くなるほど
さらに細くさせてニコニコしながら

「キレイですねぇ・・・」

と遠くを眺めながら呟いている。
まるで、生まれ育った山を
思い出すかのように・・・。




あまり付き合ってもいられないので
次へと行かせていただきます。

鹿児島県鹿児島市堀江町2-15
ラーメン 1000円
濃厚 ★★☆☆☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 171杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 20杯
その他 3杯

by taronobu-hime | 2007-09-25 23:23 | 鹿児島県 | Trackback

新風@高宮

久しぶりの「新風」。
いつものごとく酒をチビチビと啜りつつ
チャーシューをつまむ。
ここまではいつもと同じ。

しかし!

ここで店主から驚くべき真実が明かされた。
そう、新メニューだ。
昨年夏に期間限定で提供されていた”つけ麺”。
なんと今年も提供するとの事。
ただ、以前と同様なのかと思いきや
グレードアップしているとのこと。
ほぼ完成しているとのことだが
現在調整中。
そこをなんとかとお願いし、
少々頂くことができた。

まずはスープから。
以前同様、豚骨ベースに魚介を
使っているのだが、味わいは全く異なる。
かなりのガッツン系。
かなり魚粉を使用しているらしく
口に入れた瞬間から
ズンズンと旨味が広がる。
前回のスープが女性的な繊細スープなら
今回は男性的な攻撃スープだ。

しかし、さらに驚いたのが”麺”。



切り歯は以前と同様のものを
使用しているとの事だが、
麺自体が全くの別物。
出てきた瞬間、その香りに心奪われる。
芳醇な小麦の香りと・・・・・・

それ以外にも、とある素材を使っている。
その素材は、麺に使われているという
話を他店でも聞いたことがない。
その風味がバツグンによく、
しばらく嗅いでいたいほどだった。
食感は、モチッとしてコシも強く、
さらに太さも相まってブリンブリン。
正直スープにくぐらせなくとも
十二分に美味い。

関東では、時折見られるであろう
この手の”つけ麺”だが、
福岡では、おそらく初めてではなかろうか。
「頑張りました!」
という店主の言葉からは、
かなりの自信が伺える。
その自信に見合った1杯であることに
間違いはないだろう。

提供開始は?限定なのか?価格は?など
まだ検討中とのことだが、
近々お目見えできることに
間違いはなさそうだ。
早く完成形が見たい!いやいや食べたい!

福岡市南区高宮1-4-13 火曜定休
つけ麺 価格未確認
濃厚 ★★★★★
繊細 ★★★★☆

2007年度
ラーメン 170杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 20杯
その他 3杯

by taronobu-hime | 2007-09-21 11:21 | 福岡市南区 | Trackback

天砲@春日

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今月10日、春日にオープンした、
「大砲ラーメン小郡店」で
長年店長を務めた店主が営む「天砲」。
香月イズムを見事に継承しているとあり
期待に胸膨らむ。
この日は、オープン間もない
週末ということもあり、
店内は満席で、さらに次から次に
客が訪れている。
店内は、これまた「大砲」チックで、
レトロな雰囲気を醸し出している。
ある意味、ここまで似ていると、
確実に「大砲」と比較されるのは
致し方なく、
というわけで、私も「大砲」との
比較を中心にレポしたいと思う。

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メニューはご覧の通り。
通常のラーメンに加え、
久留米屋台ラーメンとある。
おそらくこれは、「大砲」で言うところの
”昔ラーメン”であろう。
その他、チャーシューやワンタンなどが
付加される至ってシンプルな構成。
しかし、一つ異なっているのが麺。
オープン間もないということもあり
まだ提供はされていないが、
久留米のやや太麺に加え、
博多風の極細麺も今後選べるという。
この辺り、ソツが無いことが伺える。

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まずはデフォルトのラーメン。
その色合いこそ、大砲(本店)と
比べると、まだまだ”呼び戻し”が
若いのが判るが、味わいは
しっかりと骨っぽさを感じる。
ややライトだが、しっかりと久留米系。
その味は、久留米ではないが、
ふとココを思い出した。
この雰囲気だと、”呼び戻し”を重ねれば
かなり上質な豚骨スープへと
変化するのではないだろうか。

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続いては”久留米屋台ラーメン”。
大砲の”昔”を思うと、
あまり期待は出来なかったのだが、

やはり期待はずれ。

揚げ背油の油臭さが際立ち、
スープ本来の味わいを壊している。
おそらく元ダレも醤油強めのものを
使っているのではないだろうか。

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多々の客の麺を一度に
揚げているわりに、
しっかりとコシを残している。
これなら細麺でも期待できるるであろう。

しかし、久留米まで行かずとも
本格的久留米(呼び戻し)ラーメンが
味わえる良店。
まだまだ「大砲本店」に
軍配があがるのは否めないが、
日々を重ねるだけ、旨味も重なり、
師匠越えを果たせるかも?
そんな期待が持てる店である。

春日市一の谷2-18
ラーメン 480円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★★★☆☆
久留米屋台ラーメン 500円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★☆☆☆☆

2007年度
ラーメン 168、169杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 20杯
その他 3杯

by taronobu-hime | 2007-09-19 11:43 | 春日市 | Trackback

四川飯店@天神

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福岡では珍しいイートインの麺屋「四川飯店」。
陳健一氏のお店なのだが、
何故か今まで未訪麺。
しかし今回は、最近福岡でも認知されつつある
”スープオフ”系の汁なし坦々麺を
確認することに。
相変わらず行列が出来ている当店だが、
意外に回転は早く、
およそ10分ほどで着席。
メニューが少ない分、提供時間も
早いのであろう。

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まずはそのビラビラの太扁平麺に
目を奪われる。
グリグリと全てを混ぜ合わせ、
ズルズルと啜るこのスタイル、
非常にジャンクさが際立っており、
個人的にはかなり好み。

しかし、その味わいは至って平々凡々で、
チーマージャンの存在が大きすぎるためか
お菓子的な甘さ&風味。
辛味も少なく、なんともバランスの悪い仕上がり。

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麺の食感は、
口の中でブルンブルンと暴れて楽しい。
おそらく辛さ調整で高バランスな
仕上がりになると思われるが、
万人が食べられるようにと
設定されたノーマルの状態では
逆に四川の真髄が発揮できない。
この攻め際が非常に難しいのであろう。

ちなみに”スープオフ”(汁なし)とあるが、
少々清湯が使われているので、
厳密には”スープオフ”とは言えないのだが・・・。

福岡市中央区天神 博多大丸エルガーラ内
鉄人坦々麺 630円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 167杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 19杯
その他 3杯

by taronobu-hime | 2007-09-14 11:52 | 福岡市中央区 | Trackback

黒船@大博

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TVチャンピオンで優勝した森住氏の
プロデュース店として有名な「黒船」。
もうかれこれ長いこと福岡でも
営業を続けている。
否豚骨には厳しい福岡なのだが、
こうした店が営業を続けられるというのは、
食べ手の意識も変わってきたのだろうか。
だとすると、かなり嬉しいのだが・・・。

塩と醤油と味噌というメニューは
否豚骨店では珍しくない構成。
店内のポップには、

「醤油は醤油らしく、味噌は味噌らしく・・・」

などとと書かれている。
そりゃぁそうだと納得しつつ、
醤油ラーメンを待つ。

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厨房では、やや年配の男性が
一つ一つの作業を丁寧に、
かつ繊細に、そしてゆっくりと(笑)
こなしている。
とても職人とは思えない動きなのだが・・・。

そのラーメンは、至って普通な見た目。
背油がやや多めな印象を受ける。
そして一口・・・

おぉ!?

確かに「醤油は醤油らしく・・・」だ。
というか極端に言うと醤油の味しかしない。
ギンギンにシャープで、キレまくる
醤油の味わい。
とにかく醤油なのだ。
これはこれで面白いが、
出汁重視の自分としては
ちょいと好みからは離れる。

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太扁平麺はまるでパスタを
食べているかのごとく、
アルデンテな仕上がり。
これなら”つけ麺”の方が旨いかもしれない。

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そして”味噌”。
これもまさに
「味噌は味噌らしく」と
言わんばかりの味噌テイスト。
正直味噌汁的な味わいで少々残念。
以前、ozeさんが食べていた
黒味噌ラーメンはかなり気になるのだが
また提供してくれないだろうか・・・。

料理のテーマで、よく
「素材の味を生かす」という
言葉を耳にするが、
調味料素材を生かすというのは
初めての経験かもしれない。
TVチャンピオン出場者くらいになると
普段あまりに食べ過ぎて、
こうしたシンプルかつ判りやすい味が
好みになるのかもしれない。

福岡市博多区大博町2-14
醤油ラーメン 600円
濃厚 ★★☆☆☆
繊細 ★★☆☆☆
味噌ラーメン 650円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★★☆☆☆

2007年度
ラーメン 166、167杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 19杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-09-13 11:48 | 福岡市博多区 | Trackback

風風ラーメン 永犬丸店@八幡

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予定には入っていなかったのだが、
「珍楽」を食べた後に、ふと、
そういえば、「風風」が「珍竜軒」や「珍楽」を
意識したラーメンを提供していると
聞いたことがあったので、急遽訪麺することに。

この「風風」の母体はリズム食品。
東京は新宿から始まった「桜吹雪が風に舞う」や、
「ぎょらん亭」から技術指導を受けた
「威風堂堂」などの経営も手がけている。
「風風」は日本各地にFC展開しているのだが、
北は茨城から南は沖縄まで、
その数は50店舗を超える。
しかし、福岡は北九州のみで、
紺屋町、下曽根、黒崎、永犬丸など少数店舗。
どうせなら新しい店舗へということで
永犬丸店へ。

コンセプトは、
「みんなが楽しめるラーメン店」。
よって、店内には、
子供の遊べるスペースなどが設置してある。

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とにかくメニューも豊富で、
ラーメンだけでも、豚骨、醤油、
塩、坦々麺など数種類が
用意されている。

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で、出てきたラーメンは、
確かにミルキー系のスープが
「珍竜軒」や「珍楽」を
意識しているのが伺える。
あくまでも意識しているだけで、
その味わいは、全くもって
異なることは言うまでもないが。
工場スープの宿命か、
どうしても安っぽさは否めない。

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ラーメンマニアを唸らせることは
とうてい難しい味わいだが、
より万人受けするように
食べやすいのは事実。
家族連れでの訪麺をメインと考えると
これはこれで好まれるのではないだろうか。

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この辺も意識しているように
感じ取ることもできる。

確実に旨いラーメンを提供するより、
ターゲットを絞って、このような
経営をしていく方が、
企業としては賢い選択といえよう。
なんせ、資本金は2億円ですから。

北九州市八幡西区則松2-11-26
ラーメン 500円
濃厚 ★★☆☆☆
繊細 ★☆☆☆☆

2007年度
ラーメン 165杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 17杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-09-10 23:32 | 北九州市八幡西区 | Trackback

珍楽@小倉

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小倉の名店「珍竜軒」。
その流れを組むのか組まないのか、
よくわからない「珍楽」。
とある麺好きに聞くと、
珍竜軒系と珍楽系は違うとのこと。
何が違うのか?
以前訪麺したコチラでも、
強く「うちは珍楽系ですから!」
と言われた経験がある。
果たして真相はいかがなものか?
味で判断するしかないようだ。
この小倉南区の石田近辺は
麺屋が非常に多い。
ドギドギうどんの「たけや」、
豊前裏打会の「紀元」、
謎の多いラーメン店「ごめん」、
以前は、「塩弐番」もあった。
ここ珍楽はかなり昔からあったと思われ、
このあたりの親分的存在か?
厨房では、男性2人が作業をこなしている。
注文を受けた後に切り分けられるチャーシューなど
一つ一つの工程を、じっくり丁寧に行っている。
なので、提供されるまでにやや時間がかかった。

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そのラーメンは、確かに珍竜軒とは異なる。
何が異なるかと言えば、盛り付け。
作業とは異なり、大雑把(笑

その味わいも、かなりクリーミーさが
強い前者と比べると、
元ダレが効いたシャープ系。
もちろん牛乳の存在は感じるのだが、
それに勝っている。

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好みから言えば珍竜軒なのだが、
バランスとしてはコチラの方が
ベストなように感じる。
ただ、幅広くラーメンというジャンルで括れば
確実に珍竜軒と、珍楽は同系統。
しかし、これだけ”流れ”に拘っているのは
ただ単に確執か?

さぁ、両巨頭を経験できたので、
続いては、この両店を意識した
あのチェーン店にも行ってみるとするか。

北九州市小倉南区下石田1-19-30
ラーメン 500円
濃厚 ★★★☆☆
繊細 ★★★☆☆

2007年度
ラーメン 164杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 17杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-09-06 23:48 | 北九州市小倉南区 | Trackback

昭和@戸畑

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北九州で暴れん坊と言えば
「魁龍」を思い浮かべるが、
ここ戸畑でも、違った意味で
暴れん坊麺があるという。
さしずめ「魁龍」が小倉祇園暴れ太鼓なら、
ここ「昭和」は戸畑提灯山笠、燃え盛る提灯
と言うべきか。

とにもかくにもその暴れん坊ぶりを
確認するべく訪麺。
車を駐車場に止め、降りた瞬間、
驚くべき豚骨臭が鼻をつんざく。
ここでふと、あの記憶が蘇る。

ココだ。。。

一瞬たじろぐも、気を取り直して入店。
店内は意外に広く、
カウンターとテーブル席で構成されている。
店内には、

「厳選した豚骨を長時間煮込んで・・・」

と書かれている。
確かに長時間煮込まなければ
この臭気は発生しないだろう。

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そして出てきたラーメンからも
つんざくような強烈な豚骨臭が漂う。
正直好みからはかけ離れるが、
小倉祇園と戸畑山笠との比較するという
使命にかられ、恐る恐るスープを啜る。

おや?

香りほどつんざくイメージではない。
ライトではないが、小倉祇園(魁龍)ほどの
パンチはなく、油と臭気で食わせるタイプだ。
と思っていた矢先、恐ろしいほどの塩気が襲う。
何でも厳選した塩を使用しているらしく
独特な甘みがあるらしいのだが、
その甘みは皆無、塩、塩、塩。
醤油系元ダレに塩ダレもプラスしている
のではないかと思わせるくらい
塩が際立っている。

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麺はコシではなく、
食感重視のもの。
ポクっとした感じは好みのタイプ。

全体的に味が散漫であることは確かだが、
ガッツリ食べたい若き男衆には
結構ハマる人も多いのではないだろうか。
そういったあたりも前書の店とカブる。

ここで結論!
レベルの相違はさておき、
骨太パンチ系出汁の小倉祇園に対し、
臭気&調味パンチ系出汁の戸畑提灯山笠

と言ったところか。
最後に食べた魚介出汁の効いた
味玉が、ホッとさせたのは言うまでもない。

北九州市戸畑区新池1-11-24
ラーメン 550円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★☆☆☆☆

2007年度
ラーメン 163杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 17杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-09-05 23:08 | 北九州市戸畑区 | Trackback

ゆうき亭@小倉

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北九州不定期訪麺。
今回は、新店と老舗、さらにアウトロー系など
4店舗を訪麺。
まずは7月にオープンした「ゆうき亭」。
オゴポコさんによると、広島系(醤油豚骨)だとの
記事が書かれている。
先日、広島遠征に行った私としては
気になりまくり。

場所的に、近くには「東洋軒」や「恋善」など
実力店がひしめく場所。
この立地で開業するあたり、
店主はかなりのツワモノだと思われる。
果たして・・・?

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ふとテーブルを見ると、
変わったトッピングが目につく。
実はコレ、背油を揚げたもの。
通常、そのまま入れることの多い背油だが
揚げることによってコクが増すのだとか。
その他、色々と写真を撮影したり、
話を聞いたりしていると、店主から

「同業者ですか?」
と聞かれる。

慌てた私は思わずこう答えてしまった。

「いえいえ、ただのマニアです」

その答えに、店主はニッコリと微笑み
「そうですか」と一言。
実は、店主もかなりラーメンを食べ歩いていたらしく
すぐに納得できたのだとか。
これで話しやすくなったことは確かで
その後も色々と聞くことができた。

と、その前にラーメンだ。

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見た目は至って普通の豚骨。
その味わいはというと、
ん?これまたマットな豚骨。
広島チックな醤油豚骨とは
かけ離れているように感じるが・・・。
しかし、食べ進むにつれ、
醤油のキレが増してくる。

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前半は濃度の高い豚骨で、
後半は醤油を食べている印象だ。
試行錯誤しながらスープを作っている感じが
非常に受け取れ、
確実に”旨い”レベルだと思う。

このスープ、実は久留米系だと言う店主。
ようは”呼び戻し”で豚骨を煮出しているらしい。
しかし、その味わいは久留米系とは
かけ離れたもの。
さしずめ久留米と広島のいいとこどり
といったところか。
さらに面白いネタをひとつ。
店主の奥さんの実家は
北九州で有名な某店だとか。
私は未食なので、近々訪麺して
その時に詳細を明らかにしたいと思う。

とにかく、北九州では珍しいタイプのラーメン。
マニアはともかく、地元民に
受け入れられるのか、
さらなる進化があるのか?
今後も不定期に訪麺してみるか。

北九州市小倉北区黄金1-3
ラーメン 580円
濃厚 ★★★★☆
繊細 ★★★★☆

2007年度
ラーメン 162杯
ちゃんぽん 4杯
うどん 17杯
その他 2杯

by taronobu-hime | 2007-09-04 14:20 | 北九州市小倉北区 | Trackback